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地球温暖化防止 化石燃料の使用 森林による炭素固定 |
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地球温暖化防止のためには,温室効果ガスの二酸化炭素を減少させる必要があります。その現実的な方法としては,化石燃料(石油・石炭・天然ガスなど)の使用を抑えることですが,化石燃料に依存しきっている現代社会においては,大変困難なことです。そこで,光合成により,二酸化炭素を同化し,固定できる森林の力に頼るしかありません。
光合成のしくみ エコマテリアル・木材
化石燃料を使用している限り,二酸化炭素は増加する
大気中の二酸化炭素が増加する原因は,人間の活動による化石燃料の使用です。毎年約55億トンもの炭素を二酸化炭素として大気中に放出しています。この化石燃料の使用を抑えることが地球温暖化防止対策として重要です。
しかし,化石燃料はエネルギー源をはじめとして,衣料,医薬など生活のさまざまな面で依存しています。見かけ上,化石燃料を使用しないですむ原子力発電でさえも,ウランの精製や発電所の建設,廃棄物の処理などで化石燃料を消費します。
化石燃料の節約には限界があり,化石燃料に代わる有用な資材は今のところ見あたりません。
森林は地球温暖化の救世主
化石燃料の使用を抑えることが困難で,二酸化炭素の発生を抑えられないのなら,大気中の二酸化炭素を集め,何かに詰め込み,地中深くに埋めてしまう方法が考えられます。しかし,今の人類の技術では大気中の二酸化炭素を人工的に捕らえる現実的な方法はありません。
ところが,植物には大気中の二酸化炭素を取り込み,同化・固定できる技術(性質)を持っています。つまり,植物が成長することは大気中の二酸化炭素を植物に埋め込まれることになります。特に森林は長い年月にわたって成長し続ける樹木が集まっているため,大気中の二酸化炭素の吸収に有効です。
次のグラフは1年間に1haあたりどれだけの二酸化炭素を固定するかを比較したグラフですが,日本ではスギ林がその能力が高いことがわかります。

〔参考資料・出典〕
社団法人日本林業協会「地球環境問題と日本の森林・林業」/「森の生態」只木良也
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