京都議定書の概要
地球温暖化は地球全体で起こっています。そのため地球規模での解決が必要です。そこで国際的なルールが作られました。それが1992年にできた「気象変動枠組条約」と、それをもとに1997年にできた「京都議定書」です。
地球温暖化防止京都会議(第3回気候変動枠組条約締約国会議/COP3)
先進国に温室効果ガス排出削減目標を課す京都議定書が採択された。
◆京都議定書の概要
「気候変動枠組条約」では、地球温暖化防止のための最終目標など、進むべき対策の大枠を決めました。そこでは最終目標として「大気中の温室効果ガスの濃度を地球の気候に悪影響を与えないレベルまで下げよう」というものです。
そして「京都議定書」では、具体的な期間と削減量が決まられました。それは「2008年から2012年(2010年を含む前後2年)の5年間に先進国全体で温室効果ガスを1990年時点で排出していた量より少なくとも5%削減すること」という約束です。これを受けて、各先進国に温室効果ガスの削減約束量が定められています。日本は6%の削減(5年間の平均)を約束しました。
| 対象ガス | 二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、ハイドロフルオロカーボン類(HFC)、パーフルオロカーボン類(PFC)、六フッ化イオウ(SF6) |
| 削減基準年 | 1990年 (HFC、PFC、SF6については1995年) |
| 目標達成期間 | 2008年から2012年の5年間 |
| 削減目標 | 先進国全体で5.2%削減 (日本は6%削減) |
◆主要国の温室効果ガス排出削減目標
上図の目標は京都議定書当初の削減目標。アメリカは2001年に離脱。また、京都議定書発効以降に経済的に急成長した中国やインドなどの新興国では削減義務を負っていない。
◆参考:国別の二酸化炭素(CO2)排出量
データ出所:環境省
〔参考資料・出典〕
環境省地球管理局・全国地球温暖化防止活動推進センター「地球温暖化の対策-1/京都議定書」
