林業就業者数と高齢化
林業就業者は年々減少傾向で推移、高齢化が進行
林業就業者は、林業生産活動の停滞などの影響で、年々減少しています。昭和35年と比較すると、1割程度にまで減少し、平成19年には約5万人となっています。林業所得も低下傾向にあります。
また、この間に高齢化も進行し、林業就業者の約4分の1が65歳以上の高齢者です。
〔参考文献・出典〕
総務省「労働力調査」「国勢調査」、林野庁「森林・林業白書」等を参照・検証しながら作成
〔参考文献・出典〕
林野庁「森林・林業白書」
現在、日本の林業は就業者の減少と高齢化等による後継者(担い手の不足)の問題を抱えています。その影響で、日本各地で荒廃した森林が目立つようになりました。さらには、限界集落と呼ばれる問題も起こっています。
森林の再生、山村の復興のためにも「林業の担い手」が求められています。
林業の担い手を育成する「緑の雇用」事業
「緑の雇用」事業とは、正式には「緑の雇用担い手育成対策事業」のことをいい、厚生労働省が平成15年度から実施している事業です。
林業の知識・技能に関する実地研修等を行い、森林整備の新たな担い手の確保と育成を促進しています。
さらに、平成18年度からは、「緑の雇用担い手対策事業」として実施しており、特に森林整備による、地球温暖化防止森林吸収源対策の推進を主眼として実施しています。
平成14年以前の新規林業就業者数は、全国で2000人程度でしたが、緑の雇用事業が始まった平成15年以降は3000人を超えるようになりました。
〔参考文献・出典〕
林野庁情報誌「Rinya」
