試験科目と出題内容
森林インストラクターの資格試験は筆記試験、実技試験、面接試験によって行われます。
筆記試験(1次試験)では、「森林」「林業」「森林内の野外活動」「安全及び教育」の4科目です。科目別に合否が判定されます。 筆記試験の科目と出題内容は次のとおりです。
◆森林(試験時間:1時間20分)
森林生態系を中心として、森林全般について広く出題されます。植生の遷移、森林土壌の構造と保水(水源涵養)機能、クマの異常出没や鹿による森林被害などは必ず勉強しておく必要があります。なお、代表的な樹種の名前と特徴に関する問題は毎年出題されています。
【出題内容】
森林の仕組み、植生の遷移/樹木、森林の動植物/森林の地質、土壌と水文/その他森林に関すること
◆林業(試験時間:1時間20分)
現在の林業の抱える課題と解決のための方策を中心として出題されます。山村、過疎化、里山、環境保全、林業経営、林道などがキーワードになります。また、最近は京都議定書目標達成が国として大きな課題になっています。日本が公約している6%の温室効果ガスの排出削減を達成するためには、間伐等の森林の整備が不可欠であるため、森林施業、持続可能な森林経営等に関する出題が予想されます。
【出題内容】
山村と農林業/森林の効用/森林の施業/木材及び特用林産物(きのこを含む)の利用/その他林業に関すること
◆森林内の野外活動(試験時間:1時間)
まずは、森林内で野外活動をすることの意義について回答できるようにしておく必要があります。ネイチャークラフトの教育的効果や具体的な例、野外ゲームの具体的な例、キャンプ活動における火おこし、ロープの結び方等の知識が必要です。
【出題内容】
森林レクリエーション/キャンピング/ネイチャークラフト/その他森林内の野外活動に関すること
◆安全及び教育(試験時間:1時間)
自然の中での安全の確保が大きなテーマです。傷病者の観察手順、救急手当、救命手当、雷雨時の対応など、具体的な判断と対応方法が問われます。また、上手な話し方、森の文化に関する問題も毎年出題されています。
【出題内容】
安全の知識(気象を含む)、救急処置法/環境教育、自然保護/指導技術、企画の立て方/その他安全及び教育に関すること
