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● スギ科スギ属
● 北海道の南部以南の日本全土に分布
富士は日本一の山。一方、木の中ではスギが日本一。富士は日本一高い山ですが、スギは日本一樹高が高くなる木で、大きいものでは50m以上にもなります。
しかもスギは日本一長寿の木。さらに、日本でいちばん多く植えられている木で、木材として最も使われている木です。
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樹齢2500年~3000年と推定される
縄文杉
(屋久島) |
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富士山は日本の山ですが、スギも日本だけの木(日本の固有種)です。学名の「クリプトメリアジャポニカ(Cryptomeria japonica)」を見てもわかるように「ジャポニカ(japonica)」は「日本の~」という意味のラテン語です。なお、 ヒマラヤスギ、レバノンスギなどのように「スギ」の名を持つ木がありますが、いずれも「マツ科」でスギとは縁が遠いものです。他にも、中国に広葉杉(コウヨウザン)というスギに似た木があります。この広葉杉は円錐形の樹形や樹皮は似ていますが、葉や球果も日本のスギのイメージとは違い、異国風の雰囲気を持っています。さらに属も違います。スギは1種1属の日本の樹木です。

スギは日本で最も多く植林された木で、北海道の南部以南の日本全土にスギ林が見られます。建築や家具、彫刻、工芸、用具(樽・桶)など幅広く使われており、国産材として最も多く使われています。また、遺跡の調査から、縄文時代早期より使われてきたことがわかっており、スギは日本の文化を支えてきた木と言えるでしょう。
〔参考文献・出典〕
新建新聞社「木の文化」/学習研究社「日本の樹木」/日本木材総合情報センター「木net」 |
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