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日本の森林
林業と環境保全
木材
木材と住環境
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木材は炭素の貯蔵庫・木造住宅は都市の森林

二酸化炭素(CO2)は文字通り,1つの炭素原子(C)と2つの酸素原子(O2)が結びついてできています。森林は光合成により,大気中の二酸化炭素を吸収してくれます。しかも吸収した二酸化炭素は炭素のみを取り出し,有機物(ブドウ糖)をつくり樹木の体(幹や根,枝・葉)をつくります。つまり,二酸化炭素をつくっている炭素が有機物として貯蔵されることになるため,大気中の炭素が減り,結果として二酸化炭素も減ることになるわけです。
樹木が木材として利用され,家具や木造住宅になっても炭素はそのまま貯蔵されています。そのため,木材は炭素の貯蔵庫と言われ,木造住宅は森林と同じように炭素を貯蔵するので「都市の森林」と言われます。
木材は再生産可能な資源
化石燃料は埋蔵量が限られており,いつかは使い果たしてしまいます,木材はいくら使っても再生産が可能です。伐採して利用しても,植えればまた生えてきます。しかも若い木は二酸化炭素を多く吸収するので,温暖化防止にも貢献します。
木材は省エネルギー資源
建設資材を製造するときには,工場で電気や熱源が必要です。電気は発電所で,天然ガスや石炭を燃焼させ,タービンを回し発電します。また,熱源を得るために重油を燃焼させます。このときに二酸化炭素が放出し,環境に負荷をかけることになります。
次のグラフは工場で生産・加工・製品に至るまでの消費エネルギーを炭素に換算して表したものです。鋼材は天然乾燥製材の約23倍のエネルギーを消費し,アルミニウムは,約282倍ものエネルギーを消費します。木材は他の資材と比較してエコロジーな資材「エコマテリアル」であることがわかります。
〔参考文献・出典〕
財団法人 日本木材総合情報センター・全国木材協同組合連合会「木が守る地球と暮らし」/財団法人日本木材総合情報センター「地球環境を守る木材と暮らし」を参考に作成
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