木材の構造 心材 辺材 形成層 年輪 放射組織

 
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巨視的(マクロ)にみた木材の構造

樹幹の構造

樹幹の模式図

 


柾目、木口、板目

丸太から板や柱などに加工するときには、どのような角度で切るかによって年輪の見え方が違ってきます。この年輪の見え方を「木目(もくめ)」といいます。この木目は「柾目(まさめ)」「木口(こぐち)」「板目(いため)」の大きく3種類に分けられています。そして、それぞれの木目が見える面を「柾目面」「木口面」「板目面」と呼んでいます。

「柾目面」は年輪がほぼ平行にそろって見えます(まっすぐな縦縞模様)。「木口面」は年輪が輪のように見え、「板目面」は年輪が山のような模様に見えます。

柾目面

柾目面…柾目板は反りや狂いが少ないというメリットがあります。柾目板は、高齢な大径木で、節の少ない丸太から取るため、板目材の10分の1程度しか取ることができないと言われています。そのため板目板の3倍程度の価格になってしまいます。

木口面

木口面…丸太が板に加工されたとき、通常は板の広い面に対して、長さが短い側の垂直に接している細い面の部分になります。

板目面

板目面…板目板は丸太の外側の部分から取られます。柾目板に比べて多く製材できるため、やや品質が劣るので柾目材に比べ安価になります。


辺材と心材

木口面の外側の比較的淡い色(白っぽい)の部分を「辺材」といい、その内側の着色した(赤っぽい)部分を「心材」といいます。

心材と辺材


形成層の細胞分裂により木が太くなる

樹木の幹には樹皮と木質の部分があります。樹皮と木質の部分の境界は形成層と呼ばれる部分があります。この形成層では細胞分裂が起こり、内側に木質をつくり、外側に樹皮を生産しながら、年々木が成長していきます。


放射組織

木材の木口面を肉眼でみると、中心(樹心)から同心円状の「年輪」が目につきます。さらに観察すると中心(樹心)から外周に放射状に走る「放射組織」が見えます。

年輪と放射組織

放射組織は水や養分の通路となったり、通気や貯蔵器官としての役割を果たしていると言われています。


〔出典・引用・参考〕
(財)日本木材総合情報センター「木材の基礎知識」