木の日 きのひ
木材利用や森林・林業への理解を深めるために制定された記念日
「木」という文字を漢字で書くと「十」と「八」から構成されていることから10月8日を「木の日」と定めました。身近にある「木(木材・木製品)」について、広く国民の皆様に知っていただこうとの趣旨から、昭和52年に日本木材青壮年団体連合会(木青連)が提唱した。現在では、毎年10月を木の月間として、各都道府県で木材関係の行事が行われています。
制定の経緯
- 1977年(昭和52年)に、全国木材協同組合連合会など木材関係団体によって提唱されました。
- 日本人にとって身近でありながら、現代社会で使用量が減少していた「木材」や「木製品」への関心を高め、利用促進と森林・林業の大切さを広める目的があります。
意味と目的
- 木材利用の普及:住宅や家具などに国産材を活用するきっかけに。
- 森林資源への理解:森林整備や林業振興への関心を深めてもらう。
- 環境意識の向上:木材の循環利用や二酸化炭素吸収など、森林の環境保全機能を再認識する。
関連する取り組み
- 全国各地で木工体験、植樹祭、国産材利用促進キャンペーンなどが行われることがあります。
- 学校教育や地域イベントで「木育(もくいく)」と結び付けて取り上げられることもあります。